あまざけばば
甘酒婆
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜な夜な家々を訪ね「甘酒はござらんか」と聞く老婆の妖怪。答え方にかかわらず病にかかるとされた。
- 細部
- 青森県や宮城県を中心に伝わる、老婆の姿をした疫病神系の妖怪である。夜ごと家の戸口を訪れ、「甘酒はござらんか」と尋ね、返答の内容に関係なく病をもたらす。文化・文政期には江戸、京都、大坂、名古屋など都市部にも噂が広がり、戸口に杉の葉を掛けて難を避けた。伝承は『旅と伝説』(三元社、1940年)、『宮城県史』(宮城県史刊行会、1956年)、『自然と文化』1984年秋号に記録されている。
- 広まり方
- 疫病が流行した時期に噂として都市部へ飛び火し、魔除けの風習とともに各地へ定着した。
- 地域
- 青森県・宮城県(伝承地)/江戸期は全国の都市部
- 年代
- 江戸時代後期(1817年頃)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ