あまのじゃく
天の邪鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 庚申様が世に出た悪者を退治し、人を食う天の邪鬼だけは股に挟んで動けなくしているという。
- 細部
- 魚津市弥源寺に伝わる話では、庚申様がこの世に現れたころ、世間には悪事を働く者たちが数多くいたため、庚申様がこれをひとつひとつ退治して回ったのだという。庚申様の像が股のあいだに何かを挟み込んだ姿で表されているのは、そのとき退治しきれずに残った天の邪鬼と呼ばれる悪者を、逃げられないよう股で押さえつけているためだと説明されている。天の邪鬼は人間を食らう恐ろしい存在とされ、野放しにすれば再び人を襲いかねないことから、こうして封じ込められた姿で伝えられているのだという。
- 広まり方
- 『庚申』1960年所収、窪徳忠「庚申縁起話」に記録がある。
- 地域
- 富山県魚津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ