あまみおこし
アマミオコシ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 越前市南中の方言で、火だこをアマミツキ、正月に来る恐ろしい鬼をアマミオコシと呼ぶという。
- 細部
- 越前市南中町には独特の方言が伝わっている。ひとつはアマミツキで、囲炉裏をはじめとする強い火に長い時間あたっているうちに肌に浮き出てくる斑点のことを指し、何もせずぐうたらしている者をなじるときの言葉としても使われてきた。もうひとつがアマミオコシで、これは正月に姿を見せるという恐ろしい鬼を指す呼び名である。両者は南中町の年中行事の記録の中であわせて紹介されており、火のそばで怠けることと正月に来訪する鬼という、二つのモチーフが同じ土地の言葉として結びついている点が興味深い。
- 広まり方
- 1984年刊『福井県史 資料編15 民俗』所収、藤本良致による年中行事「正月」の記録(9アマメン)にみえる。
- 地域
- 福井県越前市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ