あまごいのぎょう
雨乞いの行
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 日照りの際、西湖の竜宮から借りた水を池にこぼして祈る忍野の雨乞い神事。神主の祝詞で必ず雨が降ったという。
- 細部
- 日照りが続いて雨が降らないときには、忍野で雨乞いの行が営まれた。内野地区の親方と、小遣い役の天野仙太氏、通称仙太おじいの二人が一升瓶を提げ、富士五湖の一つ西湖にある竜宮まで水を借りに出かける。持ち帰った瓶は清水の池のほとりに立つ、瘤のついた樹木に吊るしておく。それでも雨の気配がないときは、神主が幣束と注連縄をその樹木に結んで祝詞を奉上し、拝んだのちに瓶の水をコップへ移して池にこぼす。すると必ず雨が降ったと伝えられている。
- 広まり方
- 1997年の『甲斐路』所収、天野安夫「忍野の池」に記録がある。
- 地域
- 山梨県忍野村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ