あまごい
雨乞い
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 三味線島の強欲な地主田井は雨乞いの末に降り続いた雨で屋敷ごと沈み島は二つに分かれ、周辺の鯛は田井一族に似ているという。
- 細部
- 坂出市瀬居町にはかつて三味線島という島があり、そこには田井という強欲な地主が住んでいたと伝わる。日照りが続いたある年、島の人々は天災に加えて田井の厳しい年貢取立てにも苦しめられ、思い余って雨乞いを行った。すると雨は降り始めたものの止むことなく降り続き、ついには田井の屋敷が島もろとも海に沈んでしまい、島自体も二つに分かれてしまったのだという。この一件以来、その付近で捕れる鯛は田井一族の顔つきに似ているのだと語られている。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に草薙武吉が発表した「讃岐に於ける雨乞伝説の採集」に記録がある。
- 地域
- 香川県坂出市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ