いいたてのおやまにのぼるとふるあめ
飯舘のお山に登ると降る雨
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- お山と呼ばれる山に女性が登ると必ず雨が降るとされ、天候を左右する山として恐れ敬われていた。
- 細部
- 飯舘村には「お山」と呼ばれる特定の山があり、この山に女性が足を踏み入れて登ると、必ず雨が降り出すのだと伝えられている。女性の登山という行為そのものが天候の変化を引き起こすとされており、山そのものが強い霊力を持つ存在として日ごろから村人に扱われていたことがうかがえる話である。雨ごいの祈願とは逆に、望まぬときに雨を招いてしまう禁忌として意識されていた点も特徴的である。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「相馬郡飯館村民俗誌」(九・民間信仰 3 まじないその他)に記録がある。
- 地域
- 福島県飯舘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ