さかいしのめかごでしりぞけるあくま
坂井市の目籠で退ける悪魔
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 坂井市坂井町に伝わる魔除けの風習で、目の多い籠を軒先に吊るし、二つ目の化け物を遠ざけるという。
- 細部
- 坂井町の一部地域では、化け物は目が二つしかないという考えから、それより多くの目を持つ道具で魔を退けようとする風習が伝わる。竹を編んだ目籠やふじ籠を家の軒先などに吊るしておくと、目の数で圧倒された化け物や悪魔が近寄れなくなると考えられていた。同じ発想は葬送の場にも見られ、故人がまだ法名を授からないうちは、遺体の上へ剃刀や刀剣を乗せておく習わしがあり、両者はどちらも魔除けとして同じ意味を持つとされている。
- 広まり方
- 『民間伝承』1949年掲載の藤井茂左衛門『「さんばわら」について』に記録がある。
- 地域
- 福井県坂井市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ