とんどのはいのまよけ
トンドの灰の魔よけ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 小正月の火祭りで焼け残った灰を海水で湿らせ、家の周りに撒いて悪魔を退けたという。
- 細部
- 正月十五日はトンドさんと呼ばれる。クヌギを伐ってきて四角錐の形をした小屋を組み、その内側にオシメを納め、外にもオシメを巻き付ける。さらに旗をこしらえて立てかけ、火を放って焼き払う。人々は燃え残った灰を持ち帰る際、海水で湿らせてから家に運び、屋敷の周囲へ撒いた。こうすることで悪魔が払われると言い伝えられている。火と海水の両方を経た灰が結界の材料になっている。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―郷土研究会報―』所収、森正史ほかによる「年中行事」の報告による。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ