とめのよあけににげたあっき
登米の夜明けに逃げた悪鬼
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 鳥海山から山を運んできた悪鬼たちが夜明けで運びきれず途中で放り出したという琴平の地名由来。
- 細部
- 琴平と呼ばれるこの場所は、かつて悪鬼たちが遠く鳥海山から山を一つ運んでこようとした際、道半ばで夜が明けてしまい、やむなくそのまま放り出して逃げ去った場所なのだと言い伝えられている。鬼が運搬の途中で力尽きたのではなく、日の光を恐れて仕事を投げ出したという筋立てが、この地名由来の特徴になっている。山一つを丸ごと運ぼうとするという規模の大きさが、悪鬼という存在の桁外れの力を印象づけている。
- 広まり方
- 1997年刊『東北民俗』所収、小野寺正人「北上山地の鬼地名と伝説」に記録がある。
- 地域
- 宮城県登米市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ