あくほう
悪報
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 姑にいじめられ田で命を落とした嫁の後を追うように、雷に打たれて姑も死んだという掛川の地名譚。
- 細部
- 遠州掛川の在に嫁が田と呼ばれる田がある。昔、この土地の姑はひどく頑固で愚かな性分で、嫁につらく当たり続け、罰が当たって当然と思えるような仕打ちを重ねていた。夏のある日、嫁はその辛さに耐えきれず、とうとう田の中で力尽きて息絶えてしまう。すると間もなく、まるでそれを追いかけるかのように雷が落ち、姑もまた命を落としたという。以来、この田は嫁が田と呼ばれるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1975年刊『日本随筆大成第1期』所収、西村白鳥「煙霞綺談」に記されている。
- 地域
- 静岡県掛川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ