あきこくのぶしのはか
安芸国の武士の墓
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 水田を潰して建てた校舎で児童と母親が相次いで亡くなり、地下に眠る武士の霊が原因とされた。
- 細部
- 昭和の初め、水田だった土地を学校の敷地に変えたところ、ある教室に通う児童や、その学級の母親が次々に亡くなるという事態が続いた。人々が理由を求めるなかで、教室の真下には安芸国から来た武士の魂が眠っているのだと説く者が現れた。その土地は以前、庄屋の隠居屋敷であったが、三代にわたって不幸が重なり家が絶えたとも語られる。村では敷地の隅に墓石を据え、学校を守る神として祀ることにしたという。
- 広まり方
- 1975年の『あゆみ―玉川町の民俗 愛媛県越智郡―』所収、森正史監修の信仰の項に記されている。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ