いとうのどきょうでしずまるあかうし
伊東の読経で鎮まる赤牛
国内
未確認生物
- どんな話か
- 住職を取り殺していた池の主の赤牛が、二つの池でそれぞれ僧の読経によって鎮められたという話。
- 細部
- 伊東市池は、かつて開墾される前は盆地の大部分が池だったと伝わる。そこに棲む主は赤牛とされ、福泉寺の住職を次々に取り殺したというが、武士から出家した和泉良孝という僧が読経をおこなったことで鎮まったという。同様に吉田池にも赤牛を主とする言い伝えがあり、こちらは寛永年間、光栄寺の僧・日広の読経によって鎮められたと伝えられている。異なる二つの池で、いずれも赤牛の主が読経の力で鎮まるという同じ型の話が残っている。
- 広まり方
- 1989年刊『静岡県史 資料編23 民俗1』所収、野本寛一「心意の中の動物」に記録がある。
- 地域
- 静岡県伊東市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ