あかしゃぐま
赤シャグマ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人骨の出た丘に建てられた技師長の邸に出るとされた、髪の赤い子供のような姿の怪。
- 細部
- 市ノ川鉱山に工学士の技師長Mがいた。明治三十二年ごろ、M氏が新居郡神戸村の見晴らしのよい丘に邸宅を建てようとしたところ、掘った土から人の骨や土器が数多く出てきた。人々はそこが古い墓地だったのだと噂したが、M氏は意に介さず工事を続けさせた。家が完成すると、あの屋敷には赤シャグマが出るという評判が立った。赤シャグマとは頭の毛の赤い子供のようなものだと語られている。座敷わらしに通じる姿でありながら、墓地を掘り返した報いという文脈で語られている点が特徴である。
- 広まり方
- 1922年の『民族と歴史』所収、松風村雨樓「伊予の赤シャグマ」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県新居浜市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ