あかおおばば
赤大婆
国内
未確認生物
- どんな話か
- 谷間で庄屋の前に立ちふさがり、月の五日にはここを通るなと告げたという赤い老婆。
- 細部
- 神浦の庄屋が西中島からの帰路をたどり、ミミズク谷まで来たときのことである。目の前に赤大婆と呼ばれる異形の老婆が突然姿を見せ、自分は杉田一衛門であると名乗ったうえで、毎月五日にこの道を通ってはならないと言い渡した。庄屋は恐ろしさのあまり、その場から逃げるようにして家へ戻ったと伝わる。名乗りが男の名である点、日を限って通行を禁じる点に、道の通行を律する土地の禁忌が重なって見える。
- 広まり方
- 1968年刊の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』のうち、森正史監修による年中行事と民間信仰―俗信、民俗知識―に載る。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ