あかねこ
赤猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 爺が可愛がっていた赤猫が藩主の死と葬儀の様子を予言し、教え通りにして財を得たという致富譚。
- 細部
- 小松のある家で年寄りが可愛がっていた赤猫が、ある日人の言葉で語りかけてきた。猫は「藩主の前田利常公が亡くなれば葬儀の日に大嵐が起こる。金銀を積み上げて作った花が供えられるので、人がいなくなるのを待って持ち帰るとよい」と告げたという。老人が言われたとおりにしたところ、その後の暮らしは豊かになった。この葬儀の際、大風で棺の蓋が吹き飛ばされて落ちた場所が、後に葬棺山と呼ばれるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1996年の『常民』に掲載された、中央大学民俗研究会「石川県石川郡河内村調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 石川県小松市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ