あかんぼうのなきごえ
赤坊の泣声
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 母を亡くした赤ん坊が泣き続けて死んだのち、海辺で夜更けに泣き声が聞こえるようになったという話。
- 細部
- ある嫁が幼い赤ん坊を残したまま亡くなった。母を失ったその子は来る日も来る日も泣き続け、とうとうそのまま命を落としてしまったのだという。それからというもの、村はずれの海辺では夜が更けるたびに、どこからともなく赤ん坊の泣き声が聞こえるようになったと伝えられている。母を求めて泣き続けた子の思いが、声となって残ったのだとする話である。
- 広まり方
- 郷土研究1933年掲載の浅井正男「丹後舞鶴できいた昔話」に記録がある。
- 地域
- 京都府舞鶴市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ