あかいかおのもの
赤い顔のモノ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 法道寺の大松に潜む赤い顔のモノが不気味な言葉をつぶやき、通りかかった女はそれを聞いて逃げ出したという。
- 細部
- 法道寺には大きな松の木があり、その枝が土塀のすぐ上まで伸びてきていた。ある晩、近所に住む女がこの松の下を通りかかったところ、枝の上に大きな赤い顔をした何ものかが座っているのが目に入った。女に気付いたその者は下を向き、いっそ真夜中に殺してしまえ、生きて思いを残すくらいならという趣旨の不気味な言葉をつぶやいたのだという。あまりの恐ろしさに女は逃げ出し、この出来事は世間話として語り継がれることとなった。
- 広まり方
- 『香川の民俗』1983年掲載、水野一典「綾川地方の世間話」に記録されている。
- 地域
- 香川県綾川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ