あかごのかりなづけ
赤子の仮名づけ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 栗山村では生まれたばかりの赤子がくしゃみやあくびをする前に仮の名を付け、宿ったばかりの霊魂が抜け出るのを防ごうとした。
- 細部
- 栗山村には、赤子がくしゃみやあくびをする前に、とりあえずの仮の名前を付けておくという習わしがあった。生まれたばかりの赤子に宿る霊魂はまだ弱々しく不安定なものと考えられており、くしゃみやあくびといった体の動きの拍子に、せっかく宿った霊魂が体外へ遊離してしまう恐れがあるとされた。名前を与えることで霊魂をその子にしっかりと結びつけ、離れていくのを防ごうとしたのだと考えられている。
- 広まり方
- 2000年の『下野民俗』所収、柏村祐司「栗山村における産にまつわる習俗」に記録がある。
- 地域
- 栃木県日光市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ