みずうみとやしきのおどるあかご
湖と屋敷の踊る赤子
国内
未確認生物
- どんな話か
- 生まれたばかりの赤ん坊のような姿をした妖怪。長野では湖に棲み、奈良では化物屋敷で群れをなして踊るとされた。
- 細部
- 長野県大町市の木崎湖に現れる「赤子」は、11〜12歳ほどの体格でありながら、生まれたばかりの赤ん坊のように赤く、髪は猩猩のようだとされ、人に危害を加えない。一方、大和国の『ばけもの絵巻』では、化物屋敷に泊まった剣術者が、赤ん坊姿の群れが踊り続け、数百人に増える場面を見た。夜明けには消えたと記される。『蕪村妖怪絵巻』にも小笠原で数千人の裸の赤ん坊が踊る類似話があるが、両者の関係は不明である。
- 広まり方
- 与謝蕪村の『蕪村妖怪絵巻』にも類話が描かれ、地域を超えて同系統の怪異譚として語り継がれた。
- 地域
- 長野県・奈良県
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ