あかごさま
赤子様
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 生き埋めにされた赤ん坊の祟りを鎮めるために祀られ、子の夜泣きに効くとされた小祠。
- 細部
- 昔、ツボッコを産んだ娘が、その赤ん坊を土に埋めて始末したと伝わる。以後、その霊による災いを鎮めるために祀られたのが赤子様である。もっとも、後の世ではもっぱら子育ての願掛け先として扱われ、参れば子供の夜泣きが治るとされた。忌まわしい出来事の記憶を封じるために建てられた祠が、時を経て赤子にまつわる霊験を持つ場所へ読み替えられていく過程が、そのまま残っている例といえる。
- 広まり方
- 1988年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 仕事と行事』の民間信仰の章、小祠・石碑の項に赤子様として挙げられている。
- 地域
- 長野県阿南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ