あかぎみょうじん
赤城明神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 万治三郎が赤城明神との魔性退治比べに勝ち、日光権現から自由な狩猟の免許を得たという由来譚。
- 細部
- 檜枝岐村の狩人には、山立ちの巻き物と呼ばれる由緒書きが伝えられている。それによると、下野国は日光山のふもとに住んでいた万冶三郎という狩人が、赤城明神と魔性を退治する腕くらべをして勝利をおさめ、その働きを日光権現からほめられて、以後は山でどこでも自由に狩りをしてよいという免許を授かったと記されている。別の伝えでは、弓の名手であった万三郎為信という人物が、赤城明神と日光山大権現との争いに加わり、18丈もの大蛇の姿となって現れた赤城大明神を弓で射止め、その功によって日光大権現から狩猟の免許を得たとも語られている。人物名や大蛇の丈など細部は伝えによって異なるものの、いずれも狩猟の権利の由来を赤城明神との対決に求める点で共通している。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の狩猟・山の神の項に、二つの伝えとして記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ