あかがめ
赤亀
国内
未確認生物
- どんな話か
- 濃霧で遭難しかけた海老家の先祖を導いた赤亀にちなみ、赤亀岩に赤亀神社を祀り、海老家が代々祭りを続けている。
- 細部
- 村の南のはずれにある赤亀神社は、洞門を持つ赤亀岩という岩を祀ったものである。その由来は、昔、海老家の先祖が漁師たちを引き連れて沖へ漁に出た際、突然深い霧に包まれて方角がわからなくなり、途方に暮れたことにさかのぼる。困り果てていたところへ一匹の大きな赤亀が海面に浮かび上がり、一行はその亀に導かれるようにして無事にこの岩までたどり着くことができたのだという。この恩に報いるため、以降は毎年9月1日、旧暦でいえば8月1日にあたる日に、海老家が代々モリ、つまり鍵取り役を務めて祭りを執り行っている。
- 広まり方
- 1984年刊行の『新潟県史』資料編23民俗2、第5編3-1「民間小祠の類型:祭祀集団」(谷口貢)に記されている。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ