あかぼうず
赤坊主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 磯に灯りを掲げて立つ背の高い大坊主で、害はないがその場所は今も夜が恐ろしいという。
- 細部
- 漁を終えた老人が沖から戻ってくると、磯のあたりに火が灯っているのが見えた。船を寄せてみると、六尺を超えるほどの大きな坊主が手に灯りを提げて立っている。赤坊主はそのまま沖のほうへ歩き去っていき、老人は急いで船を陸へ引き上げたという。とりたてて危害を加えるわけではなかったが、以来その磯は夜になると近寄りがたい場所とされ、恐ろしいと語られ続けている。海辺に現れる巨大な人影として、南予の怪異譚に位置づけられる。
- 広まり方
- 1991年の『常民』に収められた中央大学民俗研究会の愛媛県南宇和郡城辺町調査報告書に見える。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ