あぐらせんきばおりのくろいみず
アグラセン・キ・バオリの黒い水
Agrasen ki Baoli
国外
場所・異界
- どんな話か
- 108段の石段を持つ14世紀の階段井戸に、かつて人を入水自殺へ誘う黒い水が湛えられていたという都市伝説。
- 細部
- アグラセン・キ・バオリは、デリーのハイリー・ロードにあり、コンノート・プレイスやジャンタル・マンタルにも近い、長さ60メートル、幅15メートルの階段井戸である。インド考古学局が保護する史跡で、実際には水は涸れて久しい。伝説では、かつて黒く濁った水が催眠的な力で気分の落ち込んだ人々を惹きつけ、飛び込ませて死に至らしめた。井戸の底に人影のようなものが現れ、来訪者を水辺へ引き込もうとする体験談も語られる。建築は14世紀の再建をうかがわせるが、建設者を確定できる歴史記録は知られていない。
- 広まり方
- 水が涸れた現在まで確認できる入水事故は2007年に男性が転落死した一件程度で、伝説が語るような連続的な入水死を裏付ける記録はないにもかかわらず、デリーで最も心霊的とされるスポットの一つとして観光ブログや怪談サイトで盛んに取り上げられ、映画などにも登場して知名度を高めている。
- 地域
- インド・デリー、コンノート・プレイス近郊
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ