あぶらずまし
油ずまし
国内
未確認生物
- どんな話か
- 草隅越を歩いていた老婆が孫に、昔ここに油ずましが出たと話した途端、今も出るぞと言いながら本人が姿を現したという。
- 細部
- 草隅越という峠道を老婆が孫を連れて通りかかったとき、老婆はふと、昔この場所には油ずましという化け物が出たものだと孫に語って聞かせた。すると、その言葉が終わるか終わらないかのうちに「今も出るぞ」という声とともに、当の油ずまし自身がその場に姿を現したという。語ったそばから当の妖怪が応じるように現れる筋立てが、この話を印象深いものにしている。
- 広まり方
- 『天草島民俗誌』1932年刊、濱田隆一の記録による。
- 地域
- 熊本県天草市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ