りょうときょうじのぞくしん
漁と凶事の俗信
国内
語れない話
- どんな話か
- 水死体を見ると大漁になるという俗信や、鳥の鳴き声で集落の不幸を知るという志布志市の言い伝え。
- 細部
- 漁にまつわる俗信として、海上で水死体を見つけるとその日は漁があるとか、梅干の種は海の神様が嫌うものだから海に捨ててはいけないとか、漁場で口笛を吹くとその音に引き寄せられるように風が吹くといったことが語られている。また、人が亡くなるのは潮が引いていく下げ潮のときだとされ、そのときに生まれた子は長生きしないともいわれる。さらに、ドス寺の上手にある山でカラスが悲しげな鳴き声をあげると何か良くないことが起こる前触れとされ、ホオズクが鳴くと集落に不幸が起こるといわれ、ドスドンの墓のあたりでミミズクが鳴くと死人が出るとも語られている。
- 広まり方
- 1989年の『民俗採訪』掲載、国学院大学民俗学研究会「夏井 漁業」および「夏井 信仰」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県志布志市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ