かねやまちょうのぞくしんひとたば
金山町の俗信一束
国内
語れない話
- どんな話か
- 出産や葬送、農事、狩猟、山の神、禁忌、呪術まで、暮らしの節目ごとに集められた俗信の総称。
- 細部
- 有屋地区の民俗調査では、暮らしの節目ごとに伝わる俗信が、いくつもの束としてまとめて記録されている。妊娠中に気をつけるべき言い伝えの一群、産後に守るべき言い伝えの一群、死が近づいたときの予兆をまとめた一群、葬送に際しての決まりをまとめた一群のほか、日々の食べ物にまつわる俗信、田畑の作業や収穫を禁じる日にまつわる俗信、山での仕事に際しての俗信、マタギと呼ばれる猟師たちに伝わる俗信、山の神への信仰にまつわる俗信、さまざまな予兆にまつわる俗信、してはならないことを定めた禁忌の俗信、まじないの類の俗信までが個別の項目として書き留められている。一つひとつは短い記述にとどまるが、まとめて見ると人の生涯と暮らしの節目を丁寧に見守ろうとした集落の姿勢がうかがえる。
- 広まり方
- 1987年刊『有屋の民俗―山形県最上郡金山町有屋地区―』所収、東洋大学民俗研究会による三「人の一生」・四「衣食住」・五「生産労働」・七「信仰」の各章に、俗信の一群としてまとめて記録されている。
- 地域
- 山形県金山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ