おうごんのゆめ
黄金の夢
国内
語れない話
- どんな話か
- 主人が三年続けて見た夢を頼りに家来が掘ると黄金が出たが、光となって主人の家へ移った。
- 細部
- ある主人が、山の陰に黄金が埋まっているという同じ夢を三年続けて見た。その話を聞きつけた家来が、内緒でその場所へ出向いて掘ってみると、はたして黄金が現れる。ところが黄金は青い光に変わって空へ飛び去ってしまった。落胆して帰ってみると、主人の家は黄金で埋め尽くされていたという。宝は夢を見た当人のもとへ行くという道理を示す話で、抜け駆けした側が何も得られない結末になっている。夢と富の帰属をめぐる昔話の型として紹介されている。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』に載る柳田国男の初夢と昔話をめぐる一編にみえる。
- 地域
- 長野県小谷村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ