いまばりのゆめつげとみしまみょうじんのじゅんぷう
今治の夢告げと三島明神の順風
国内
語れない話
- どんな話か
- 伊予で船を止められた佐野大弐が、夢の告げに従って三島明神へ額を奉じると風が変わったという話。
- 細部
- 任期を終えて鎮西へ向かおうとした佐野大弐は、伊予の海で風向きが悪く出港できずにいた。その晩、三島明神の社の額を書かせるために自分を引き止めているのだ、という趣旨の夢を見る。目覚めた大弐が神前へ額を掲げて奉ったところ、風はにわかに順風へ転じ、船はようやく出ることができたという。渡航の妨げを神意のあらわれと読み替え、奉納によって解くという筋立てになっている。
- 広まり方
- 1976年刊の『日本随筆大成第一期』所収、茅原虚斎『茅窓漫録』に記録がある。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ