いいたてむらのたからをほりだすゆめ
飯舘村の宝を掘り出す夢
国内
語れない話
- どんな話か
- 老人が夢に現れ地中の宝を掘り当てた話と、戦死した息子が三途の川を渡る夢を見たという2つの夢語り。
- 細部
- 一昨年のこと、毎晩のように老人が夢に現れるので行者に見てもらったところ、土の中に埋まった宝物が地上に出たがっているのだという。そこで実際に掘ってみると、表面に文字のようなものが刻まれた石と、古い刀が2、3本現れたと伝えられている。また、息子を海で戦死で亡くした家では、水の上にかかる長い橋を渡る夢を見た。橋の途中で板が途切れて先へ進めずに困っていると、板が自然に流れ出してきて向こう岸まで届いたのだという。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』所収、岩崎敏夫「相馬山中郷雑記―佐須を中心として―」、および1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「相馬郡飯館村民俗誌」(九・民間信仰 1 前知らせ)に記録がある。
- 地域
- 福島県飯舘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ