やまのかみへのあんざんきがん
山の神への安産祈願
国内
語れない話
- どんな話か
- 田人町では安産のため山の神の小旗や馬を借り、境内へ行く道中で出会う人の性別で生まれる子を占うという。
- 細部
- 田人町の安産祈願では、山の神の小旗を借りてきて部屋にさげておき、社へ行く際に男に会えば男、女に会えば女の子が生まれるとされる。旗は後で二つ作って返す。別の家では、産気づくと主人が馬を引いて山の神の境内まで迎えに行き、境内に着くまで馬が止まらなければお産は軽く、なかなか止まらないほど産が重いとも言われた。この際、山の神が乗った馬はたいそう汗をかくという。帰り道に出会う人の性別で子の性別を占う点は他の俗信とも共通する。
- 広まり方
- 1967年刊『福島県史 24 民俗2』所収、岩崎敏夫による誕生の儀礼、取り子・間引きその他の項に基づく。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ