たうえ
田植え
国内
語れない話
- どんな話か
- 熱病で田植えができずにいた家で、ある晩のうちに苗が植えられ十王堂だけが泥まみれになっていたという話。
- 細部
- 田植えの時期に傷寒という熱病にかかり、作業が進められずに困っていた家があった。ところがある晩、大勢の人が賑やかに働いているような気配がしたかと思うと、翌朝には一晩のうちにすっかり苗が植え終えられていたという。何が起きたのか誰にも分からなかったが、村の十王堂だけが泥まみれになっていたことから、そこに祀られたものが手伝ったのだろうと噂された。
- 広まり方
- 1971年刊『東北民俗』所収、和田文夫「祟りの田の話(三)」に記録がある。
- 地域
- 岩手県遠野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ