たうえ
田植え
国内
語れない話
- どんな話か
- 出雲市佐田町では、田植えの夢や苗代から四十九日目の田植え、五月初午の田植えを死や凶事の前触れとして忌んだという。
- 細部
- 出雲市佐田町には、田植えにまつわる忌み日がいくつか伝えられている。田植えをする夢を見ると、それは誰かが亡くなった知らせだと言われた。また、苗代に籾を蒔いてからちょうど四十九日目にあたる日に田植えを行うと、その家から死者が出るとして避けられた。さらに、五月最初の午の日は牛の神である伯耆大山様が自ら田植えをする特別な日とされ、あまりに日柄がよすぎるために人が同じことをすると格が負けてしまい、かえって凶事を招くのだといわれていた。
- 広まり方
- 1950年の『民間伝承』に岡義重が発表した「出雲の鴉など」という報告の中に、あわせて記録された俗信である。
- 地域
- 島根県出雲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ