たましいのおつげ
魂のおつげ
国内
語れない話
- どんな話か
- 寺の本堂で鳴った物音を和尚が死者の魂の来訪と判じ、翌朝に訃報が届いたという話。
- 細部
- ある夜、寺の本堂でドンドンと重い音が響いた。和尚はこれを、どこかで人が亡くなり、その魂が寺へ挨拶に来たしるしだと言い切ったという。果たして翌朝には死去の知らせが届き、和尚の見立てが当たっていたことになる。人の死が寺へ音として先に伝わるという考え方で、僧が音の意味を読み解く役目を担っている点に特徴がある。訃報が届く前の予兆を語る世間話の型に属する。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承、世間話の項に載る。
- 地域
- 長野県南木曽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ