たましいのかね
魂の鐘
国内
語れない話
- どんな話か
- 人が亡くなると寺の鐘がひとりでに鳴り、死者の魂が寺へ参って撞くのだとされる南砺市の伝承。
- 細部
- 南砺市では、村の誰かが亡くなったとき、当人と関わりのある寺の鐘が誰も撞かないのにひとりでに鳴ることがあると語られてきた。これは息を引き取ったばかりの魂がまっすぐ寺へ向かい、自ら鐘を撞いて別れを告げるためだと考えられている。知らせがまだ届かないうちから鐘の音で死を知ったという話も含めて、死者の魂が最初に立ち寄る先が寺であるという理解が土台にある伝承である。
- 広まり方
- 『伝承文芸』1988年所収、国学院大学民俗文学研究会「福野町の伝承」に記録がある。
- 地域
- 富山県南砺市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ