ししゃのこえ
死者の声
国内
語れない話
- どんな話か
- 寺で働いていた女性が、村で死者が出る前夜には決まって不思議な声が聞こえたという、死を告げる予兆の話。
- 細部
- 寺で寺大黒として働いていたある女性は、村で死者が出る前触れとして不思議な声を耳にすることがあったという。死者が出る夜には決まって寺に向かって「オシマイナ」という声がかかり、明け方近くになると、実際には誰も訪れていないのに「おはようさん」という声が聞こえてきたと語っていた。声の主が誰であるかは分からないまま、この女性だけがそうした前兆を聞き取っていたとされ、死を予告する不思議な現象として言い伝えられている。
- 広まり方
- 『福井県史 資料編15 民俗』1984年所収、小林一男による死の予兆の記述に基づく。
- 地域
- 福井県小浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ