とをあけたしりょう
戸を開けた死霊
国内
語れない話
- どんな話か
- 小屋の戸が開く音がした直後、隣人が雪囲いの作業中に転落死していたという会津坂下町の話。
- 細部
- 会津坂下町に伝わる話。ある日、家族揃って夕食をとっていると、小屋の戸が開いたような音が聞こえた。不審に思って見に行ってみたが、戸が開いた形跡はどこにもなかったという。それから小一時間ほど経ったころ、近所に住む窪のお爺さんが、竹を使った雪囲いの作業中に足を滑らせて転落し、亡くなったという知らせが届いた。物音と死の知らせが時を同じくして起きたことから、戸を開けたのは死霊の仕業だったのではないかと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1995年の『会津の民俗』所収、古川利意「戸を開けた死霊」に記録がある。
- 地域
- 福島県会津坂下町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ