しのよちょうのぞくしん
死の予兆の俗信
国内
語れない話
- どんな話か
- カラスが悪く鳴く、誰もいないのに戸が開く音、月に近い星など、塙町に伝わる死の前触れの俗信。
- 細部
- 塙町には、人の死を前もって知らせるとされるいくつかの兆しが言い伝えられている。カラスの鳴き声がいつもと違って悪い調子だと近く人が死ぬといい、夜に誰もいないはずなのに戸が開く音がしたり、犬が遠くで長く吠えたりするのも不吉な兆しとされた。月のすぐそばに星が見えるときも、人の死が近いしるしだと語られている。日常の物音や天体の見え方といった、ささいな異変の中に死の予兆を読み取ろうとする民間の感覚がうかがえる。
- 広まり方
- 1971年の『奥州東白川の民俗』所収、東京女子大学史学科民俗調査団による葬送および俗信の記録(福島県東白川郡塙町大字川上)に見える。
- 地域
- 福島県塙町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ