いわきのなきおやによびもどされたひと
いわきの亡き親に呼び戻された人
国内
語れない話
- どんな話か
- 死にかけてきれいな河原に迷い込んだ人は花咲く野原へ渡ろうとするが、亡き親に来るなと止められて生き返ったという。
- 細部
- 田人町に伝わる話では、一度呼び返されて生き返った人がこう語ったという。きれいな河原で子供たちが遊んでおり、橋を渡った先には花の咲く野原が広がっている。そちらへ渡って行こうとすると、すでに亡くなっている親が来るなと止めるので、行きつ戻りつしているうちにふと我に返ったのだという。死ぬ人には必ず誰かが迎えに来るとされ、提灯をともしながら「おばんおばん」と声をかけられることが多いとも語られている。
- 広まり方
- 1956年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による福島県石城郡田人村の調査記録に基づく。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ