おやのこえ
親の声
国内
語れない話
- どんな話か
- 小川町の母親は臨死体験で一面の花畑に小川が流れる光景を見たと、後にその子に語ったという。
- 細部
- 小川町のある母親は、かつて臨死状態を経験した際、一面に花が咲く畑の中を小川が流れる光景を見たと語っていたという。花畑と流れる水という組み合わせは、同地域の四倉町などで採集された他の臨死体験譚とも共通しており、いわき市のこの種の語りに共通するイメージの型を示している。生死の境をさまよう体験が、決まって穏やかな自然の景色として語られる点が興味深い。
- 広まり方
- 1977年刊『東北民俗』所収、和田文夫の「川向いのくに」に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ