とおののやまにひびくたぬきのたいこ
遠野の山に響く狸の太鼓
国内
語れない話
- どんな話か
- 深山の夜に響く木を切り倒す音や太鼓の音は、狸の仕業だろうと語られてきたという話。
- 細部
- 深い山中では夜になると、どこからか大木を切り倒すような音が聞こえてくることがあるのだという。まず斧を打ち込む音がして、続いて木が大きく倒れる音が響き渡り、そのとき起きた風がすぐそばに立つ人にまでブワリと吹きつけてくるのだと語られている。ほかにも遠くから太鼓を打つような音が聞こえてくることがあり、これはいわゆる狸の太鼓であろうと言い伝えられている。
- 広まり方
- 1914年刊『郷土研究』所収、佐々木繁「遠野雑記」に記録がある。
- 地域
- 岩手県遠野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ