とくのしまのしをつげるかいおん
徳之島の死を告げる怪音
国内
語れない話
- どんな話か
- 棺を作る音や泣き女の声、籾すり機の音など、死を予兆するとされるさまざまな怪音を徳之島からまとめる。
- 細部
- 死が近いことを知らせる前兆の音として、いくつかの種類が語られている。まず棺を作る際に釘を打つような音が実際には何もないのに聞こえてくることがあり、オモイと呼ばれる泣き女の声が聞こえることもあるという。また、スルスという籾すり機で籾をする音が三つも四つも重なって聞こえることや、米をつくような音が聞こえることも、死の前兆として数えられている。いずれも生活の中で聞き慣れた作業音が、誰もいないのに聞こえてくるという点で共通している。
- 広まり方
- 1966年の『民間伝承』掲載、瀬川清子「徳之島聞書(前承)」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県徳之島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ