たののななふしぎ
田野の七不思議
国内
語れない話
- どんな話か
- 玖珠郡田野に伝わる七つの不思議で、動物や植物、川、石にまつわる説明のつかない現象を集めたものである。
- 細部
- 九重町田野の地域には、古くから七つの不思議として語り継がれてきた現象がある。毎年雛を育てるにもかかわらず、いつのまにか元どおり二羽だけの姿に戻ってしまう鶴、春の終わりに実をつけながら冬を越しても青みを失わない梅、同じく一年を通して青さを保ち続ける蓼、波が立っていないのに水音が聞こえる川、逆に音がまったくしない川、念仏を唱えると水底から泡が浮かび上がる池、そして石の下から朝夕に鳥や虫を死なせるほどの気が立ちのぼるという石が、それぞれ数えられている。自然の中の些細な違和感を、土地の言い伝えとして七つにまとめたものといえる。
- 広まり方
- 1916年発行の『郷土研究』所収、伊東東「豊後の七不思議」に記録されている。
- 地域
- 大分県九重町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ