とっとりのみうちのいへんかんち
鳥取の身内の異変感知
国内
語れない話
- どんな話か
- 郡是の社員が溺死した際や、金を借りた男の弟が亡くなった際に、家族が虫の知らせと思える異変を体験したという二つの実話。
- 細部
- 鳥取市に伝わる、身内の異変をあらかじめ感じ取ったとされる話が二つある。一つは、郡是で働いていた男性が十六本松付近で溺れて亡くなった出来事にまつわるもので、ちょうど同じころ、自宅にいたその妻に連れられていた幼い娘が突然「お母さん」と叫びながら家の中に駆け込んできたが、外に出てみても人影はどこにも見当たらなかったという。もう一つは、岩倉の家に熊澤という人物が金を借りにやって来て、まもなく返済に訪れたときの話で、その金を持ち帰ってみると、以前に金の無心をしていた弟の姿が見当たらず、翌日になって弟が亡くなっていたことが知らされたというものである。
- 広まり方
- 1936年の『因伯民談』所収、民俗談話会「霊魂の話」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県鳥取市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ