まんちょう
満潮
国内
語れない話
- どんな話か
- 生まれた時刻の潮の満ち引きでその子の運が決まると考えられていた。
- 細部
- 子が生まれた瞬間に潮が満ちていれば、その子は良い運を持って生まれたとされる。反対に潮が引いている時刻であれば運は悪いと言われた。島の暮らしが潮の動きに沿って営まれていたことを思えば、人の一生の始まりもまた潮の上下に重ねて解釈されたのは自然なことといえる。生まれた時刻という動かせない一点に運命が結び付けられている。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―郷土研究会報―』所収、森正史ほかによる「人の一生 産育」に載る。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ