きじ
雉
国内
語れない話
- どんな話か
- 米沢のある村で生まれた者は雉を食べられず、食べればすぐに腹痛を起こすとされる食の禁忌。
- 細部
- 米沢の中にあるとされる、ある特定の村に生まれついた者には、雉を食べてはならないという言い伝えが伝わっている。もしその戒めを破って雉の肉を口にしてしまうと、たちまち腹痛に見舞われるとされていたという。生まれた土地によって食べてよいものと悪いものが分かれるという考え方は、家や地域ごとに異なる食の禁忌が根付いていたことを示している。特定の鳥だけを名指しして禁じている点や、違反した際の症状が腹痛という具体的な形で語られている点に、この禁忌の生々しさが表れている。
- 広まり方
- 1976年の『日本随筆大成第三期』所収、佐藤成祐「中陵漫録」に記録がある。
- 地域
- 山形県米沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ