かみのおつげ
神の御告げ
国内
語れない話
- どんな話か
- 京都の姫が神託により炭焼き藤太に嫁ぎ、その子吉次が鉱山で家を栄えさせたという長者伝説。
- 細部
- 福島市松川町に伝わる話では、炭焼きと砂金採りを生業としていた藤太のもとに、京都の大納言家に生まれた姫が訪ねてきたという。姫は良縁に恵まれずにいたところ、藤太のもとへ嫁ぐようにとの神のお告げを受けたのだと語ったと伝えられる。二人の間には吉次という男児が生まれ、この吉次は鉱山を見つけ出す才に恵まれていたため、一家はやがて栄えるようになったという。貴人の娘が神託によって身分の低い男のもとへ嫁ぎ、生まれた子が富をもたらすという、鉱山発見伝説によく見られる型の話である。
- 広まり方
- 1956年の『あしなか』所収、森村勝「東北の鉱山発見伝説」に記録がある。
- 地域
- 福島県福島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ