かげ
影
国内
語れない話
- どんな話か
- 自分の影に頭の部分が映らないのを見てしまうと、その年のうちに命を落とすとされた言い伝え。
- 細部
- 地面に映る自分の影をふと見返したとき、そこに頭の部分が欠けていることがあるという。もしそうした頭のない影を目にしてしまえば、その人物はその年のうちに命を落とすとされていた。ふだん気にも留めない自分の影が、思いがけず死の知らせになりうるという点が恐れられていたのだろう。同一の内容を伝える記録が複数残されており、影に頭が映らないという異変が、地域で広く知られた死の予兆であったことがうかがえる。
- 広まり方
- 1973年の『富山県史 民俗編』に収められた漆間元三の記録に、同内容が重ねて記されている。
- 地域
- 富山県富山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ