かげ
影
国内
語れない話
- どんな話か
- 祖母にはガラスに映る人影が見えたといい、影が映った相手は決まって翌日に死んだという。
- 細部
- 話者の祖母には、窓ガラスの表面にふと人の影が映るのが見えることがあったという。他の家族には何も見えないのに、祖母だけがその影に気づき、しかも一度それを目にすると、影として映ったその人は決まって翌日のうちに亡くなってしまうのだった。虫の知らせのようなこの力は誰にでも備わっているものではなく、祖母個人が持っていた特別な感応として、家族の間で語り継がれている。
- 広まり方
- 1982年刊『小泉の民俗―宮城県本吉郡旧小泉村―』所収、東洋大学民俗研究会の口承文芸調査に記録がある。
- 地域
- 宮城県気仙沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ