いわきのしょうがつまつのうちのぶっこみ
いわきの正月松の内のぶっこみ
国内
語れない話
- どんな話か
- 正月・五月・九月に忌みがかかることを嫌い、特に正月松の内のぶっこみでは家族も親類も外出できないという。
- 細部
- いわき市の漁村では、正月・五月・九月に忌みごとが重なることを特に嫌う風習があった。中でも正月の松の内、十五日までにかかる忌みは「ぶっこみ」と呼ばれ、忌みのある家からは家族はもちろん親類も外へ出ることが許されなかったという。特定の時期の忌みを厳格に扱う点が、この地域の禁忌観念の強さを示している。年の初めという特別な時期であるからこそ、忌みの穢れを外へ持ち出さないよう厳しく戒められていたと考えられる。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、和田文夫による平市薄磯漁村民俗誌の出産・葬式その他の項による。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ